2013年06月07日

ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団

■1年半ほどのご無沙汰です。ブログやってたのを思い出したかのように書き込みます。
■今日はヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団の演奏会に行ってきました。
古楽の愉しみ
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ&シャンゼリゼ管弦楽団

■じつは「ジュピター」生で聴くの初めてでした。今日は体調がすぐれないこともあって、半分眠りながらの鑑賞でした。とくに可もなく不可もなくといった印象でしたが、全体の一体感が感じられる好感のもてる演奏でした。会場の盛り上がりもあり、アンコールで第3楽章が演奏されました。で、拍手しながら徐々に、「よく考えると結構な名演だったなー」と思うに至り、休憩時間にちょっと高かったけど、後期3大交響曲のCD買ってしまいました(会場先行発売)。
■後半の「レクィエム」。以前、CD所有していましたが、きれいな演奏だけどあまりインパクトがなく、「ベネディクトゥス」の途中で鳴るラッパの鳴らし方が気に食わず、手放していました。今日の演奏、合唱が素晴らしいのは十分に予想していましたが、オケが意外にもアグレッシブ(といってもオーソドックスな演奏の範疇)な好演を行っており、さらにさらに独唱の面々がとにかく素晴らしかった。「ベネディクトゥス」のラッパは同様の鳴らし方でしたけど、実演で聴くと妙に説得力がありました。「ディエス・イレ」のバス合唱「クワントゥス・トゥレモル〜」の箇所、気のせいかもしれませんが1オクターヴ下をうたっている人がいるような、地の底から響いてくるような感じを受けました。あと、「ラクリモーサ」の初めの方、淡々としすぎていたし、pでの音量も大きめで少し興ざめでした。
■アンコールでは「アヴェ・ヴルム・コルプス」が演奏され、これも大変美しく素晴らしかった。出だしで「アヴェ・ヴルム・コルプス」とは聞こえなかったのですが、まさか歌詞を変えていたとは考えられないので、私の耳が悪かったのでしょうか?
■総じていい演奏会だったと思います。メインを2曲聴いたようで得したような気もします。
■また、今日は最近では珍しく、いい席(1階中央やや前寄り)で聴けたのもよかった。列の中央部なので出入りするのにちょっと苦労しましたが。ただ、やっぱりこのホールは響きがいまいちのような気がします。舞台のところで音がこもっており、それを外から聴いているような感じがします。なのでとくに舞台後方の管楽器の音が聴こえにくかったように思います。けど、ソリストや合唱はよく聴こえたなー・・・?2曲ともちょっと弦楽器が目立っていた印象。各楽器、あと1プルトずつ減らした方がもう少し新鮮な響きが聞けたかも・・・

icon
icon
交響曲第39番、第40番、第41番『ジュピター』 ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団(2CD)(日本語解説付)
icon
CDの方が今日の演奏会よりも楽器のバランスがいいように思います。やっぱりホールのせいか?耳が実演よりCDの音に慣れているのか?

icon
icon
Requiem: Herreweghe / Champs Elysees O モーツァルト(1756-1791) ( Wolfgang Amadeus Mozart )
icon
posted by yahoon at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートの感想

2010年10月18日

キエフ・オペラのヴェルディ/「アイーダ」

■先日は久しぶりのオペラでした。
ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
ウクライナ国立歌劇場合唱団
ウクライナ国立歌劇場バレエ(キエフ・バレエ)
2010年10月15日
兵庫県立芸術文化センター 大ホール
■「アイーダ」は初めてでしたのでたいへん期待していましたが、もっとも盛り上がる第2幕第2場では、音楽的にはたいそう盛り上がりましたが、出てくる人が少なくて、視覚的にイマイチでした。凱旋行進曲では兵士たちが入場するのではなく、そこからバレエが始まりましたし、捕虜たちが入場する場面では、アモナスロ一人だけしか入ってきませんでした。
■でも、全体的には満足でした。とくに主役級の2人の女性、アイーダとアムネリスがたいへんすばらしかった。アイーダ役のソプラノはすごい声量で圧倒されました。合唱も人数が少ない割りに引き締まった力強い声でよかった。
■このオペラ、やっぱり、アムネリスに同情してしまいます(参照)。後半のラダメスを何とか助けようとしているアムネリスの姿に涙が出ました。
■やっぱりオペラはいいなと思いましたが、そう何度も行けるものではありません。とくに有名どころでは5〜6万円くらいしますし。今回は1万6千円。これくらいのを2年に1度くらい行ければね。
■CDの紹介です。オペラでもDVDではなく。。。容姿や演出が固定されるDVDよりも頭の中で自分なりの演出を想像できるCDのほうが繰返し聴くのにはいいと思っています。
icon
icon
『アイーダ』全曲 ムーティ&ニュー・フィルハーモニア管、カバリエ、ドミンゴ、他(1974 ステレオ)(3CD)
icon
私のもっとも好きなのはカラヤン&ウィーン・フィルの新盤ですが、ここでは生のオペラを見た後なので、ムーティ盤を紹介します。いまや巨匠の域に達したムーティですが、これはまだまだ若い頃の演奏で、すごい勢いがありオペラティックな雰囲気も満点です。歌手陣も当時の最高キャスティング!今ではこんな歌手たち、どこにもいません。これでオケ&合唱がスカラ座だったら言うことないのですが。。。ちょっと気になるのは、第2幕第2場の最後の終わり方。私が持っている版だけかどうか分かりませんが、フェイドアウトしているようです。こんなに盛り上がっておいて最後にこれ?と、がっくりです。まあ、些細なことですが。
posted by yahoon at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートの感想

2010年09月23日

ロ短調ミサ(大フィル定期)

■またまた久しぶりの書き込みです。今年はクーラーのない部屋に移ったので、夏場は窓を開けっ放しだったので、音が外へ漏れるのを嫌って音楽はほとんど聴いていませんでした。ヘッドホンすると耳周りが暑いし。
■昨日は久しぶりにコンサートへ行きました。7月に漫談のような錦織健のリサイタルに招待券もらって行って以来です。大フィル定期でバッハのロ短調ミサ。
指揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
ソプラノT:市原 愛
ソプラノU・アルト:加納悦子
テノール:櫻田 亮
バリトン:河野克典
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
■予想以上にすばらしかった。出だしのスローテンポで、「こりゃ聴くの大変だ」と思いましたが、すぐに慣れるというか、通常のテンポに戻ったという感じでした。声楽もみんなよかった。失礼ながら、大フィル合唱団があそこまで上手いとは思っていませんでした。
■そして何より、90歳の指揮者のパフォーマンスが面白かった。途中に休憩が入ったのですが、前半終了時に誰も拍手しなかったので楽譜を持ち上げて客席に向いて大きなジェスチャーで楽譜を閉じました。また、終了後も合唱団のひな壇まで上がって合唱団に混じってお辞儀したり、女性ソリストの手を取ったまま一緒に舞台袖に引っ込んだり。。。
■この曲については私はあまり明るくはないので、演奏がどうのこうのというのは分かりませんが、コンサートでは鳥肌が立つ瞬間が一度でもあればそれで満足と思っていますので、昨日は何度かそういう場面があってよかったです。
■で、いつものように、私の愛聴しているロ短調ミサのCDを紹介しておきます。巷の評判はあまりよくないようですが、私は「マタイ受難曲」とともに小澤&サイトウキネンの演奏が好きです。このような曲はやはり合唱が上手く、空気感の感じられる録音がいいと思います。
icon
icon
ミサ曲ロ短調 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ、ボニー、キルヒシュラーガー、他(2CD)
icon
ついでに「マタイ」も
icon
icon
マタイ受難曲 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ、エインズリー、クヴァストホフ、他(3CD)
icon
posted by yahoon at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートの感想

2010年06月20日

ゲルバーのベートーヴェン/ピアノ協奏曲全曲演奏会

■昨日と今日の2日間にわたって行われた演奏会に行ってきました。
6/18
ピアノ協奏曲 第1番
ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」

6/19
ピアノ協奏曲 第2番
ピアノ協奏曲 第3番
ピアノ協奏曲 第4番

ピアノ:ブルーノ=レオナルド・ゲルバー
指 揮:大山 平一郎
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
■「老ピアニストの演奏」という印象で、第3楽章のような快活な部分では強弱やテンポのコントロールがやや危なっかしく思われましたが、第2楽章のようなゆったりした箇所では味わいのある演奏でした。演奏会ではアラを探してもきりがないので、いいところがあればそれで行った甲斐があるというものです。各曲の第2楽章がよかったし、第3番、第4番ではそれなりに感動しました。
■今回は1階席のど真ん中といういい場所で聴くことができましたが、ピアノの反響板の正面でもあったためか、ピアノの音がやたら大きく聴こえましたし、反響板の向こうの管楽器の音があまり聴こえませんでした。小編成オケの場合、ピアノの反響板は閉じたほうがいいかも?あるいは取っ払うか。
■先週も演奏会に行きましたし、来週も行く予定です。ということで6月は今回も含めて4回も演奏会に行きます。この時期は仕事があまりないと思っていましたが、結構忙しくなってきましたので時間調整が大変です。来月からは控えます。
■ちなみに、私のお気に入りのベートーヴェンのピアノ協奏曲(全集)のCDを紹介します。いずれも評価が高いというよりは評価が分かれる録音ですね。
icon
icon
ゼルキン(P)、小沢征爾指揮ボストン交響楽団
icon
icon
icon
エマール(P)、アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団
icon
icon
icon
内田光子(p)、ザンデルリング指揮バイエルン放送響、コンセルトヘボウ管
icon
icon
icon
キーシン(P)、コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団
icon
posted by yahoon at 00:11| Comment(1) | TrackBack(0) | コンサートの感想