2010年09月23日

カラヤン&ベルリン・フィルのベートーヴェン/第九(1977年東京ライヴ)

■いまさら、カラヤンの第九なんて、、、と思いつつも、やっぱり買ってしまいました。もちろん、第九も含めてカラヤンのベートーヴェンはいずれも好きです。しかし、第九はモノラル盤からステレオ盤、映像作品、すべてを所持しておりましたので、やっぱり「いまさらもういいや」という感じでした。
■しかし!!今度のは何が違うかといえば、合唱団です!!カラヤンの第九といえば1977年のジルベスターコンサートの映像作品を除けば、悪名高いウィーン楽友協会合唱団でした。なので、カラヤンの第九では常に合唱に不満がありました。
■今回のは日本で編成された合唱団です。かえってこのほうがいい演奏になりそう、、、という予感から購入に至ったしだいです。
■実際に聴いてみると、やっぱり、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏はいつもどおり最強で、ようやくそれに見合う合唱の入った第九が聴けた!という感じです。
■ソリストはいつもの顔ぶれとは少し違っていますが、そつのない演奏。ソプラノ(ヘンドリックス)がリリックな感じで、私の好みには合いません。最後の全集でのペリーのよう。バス(ゾーティン)はこの頃の常連であるダムよりも深々した声で私の好み。60年代のベリーのよう。
■FM用のライヴ録音なので、スタジオ録音のようないい音は望めませんし、ライナーノートにはこのときの録音機材のトラブルのことについて書かれてあります。このトラブルによるマイナス面は私にはよく分かりません。トラブルがあってこの音質であれば、今回発売された他の曲ではさらにいい音質なのでしょうか?気になるところですが、第九のように合唱団が違うという理由もないので、いまさらもういいや。。。
■あと、ライヴなので細かな演奏の傷もあります。合唱団の男声がひっくり返る場面もあります。演奏後はやはり余韻を味わうまもなく拍手が入ります。しかし、先に発売されている1979年の「普門館ライヴicon」のような聞き苦しいものではありません。
■新たな感動はないにしても、これはなかなかいい掘り出し物です。
■なお、70年代の全集ではオケと合唱が別録りで合成されていると聞いていますが、もし、合唱のない状態での音源が残っていれば、優秀な合唱団で再度録りなおしして欲しいところです。
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交響曲第9番『合唱』 カラヤン&ベルリン・フィル(1977東京 ステレオ)
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※ライナーノートには第7番冒頭でオーボエ奏者が入りを間違えたミスがあることが書かれてあります。購入を考えている人はそのつもりで。
posted by yahoon at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 新譜の感想

ロ短調ミサ(大フィル定期)

■またまた久しぶりの書き込みです。今年はクーラーのない部屋に移ったので、夏場は窓を開けっ放しだったので、音が外へ漏れるのを嫌って音楽はほとんど聴いていませんでした。ヘッドホンすると耳周りが暑いし。
■昨日は久しぶりにコンサートへ行きました。7月に漫談のような錦織健のリサイタルに招待券もらって行って以来です。大フィル定期でバッハのロ短調ミサ。
指揮:ヘルムート・ヴィンシャーマン
ソプラノT:市原 愛
ソプラノU・アルト:加納悦子
テノール:櫻田 亮
バリトン:河野克典
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
■予想以上にすばらしかった。出だしのスローテンポで、「こりゃ聴くの大変だ」と思いましたが、すぐに慣れるというか、通常のテンポに戻ったという感じでした。声楽もみんなよかった。失礼ながら、大フィル合唱団があそこまで上手いとは思っていませんでした。
■そして何より、90歳の指揮者のパフォーマンスが面白かった。途中に休憩が入ったのですが、前半終了時に誰も拍手しなかったので楽譜を持ち上げて客席に向いて大きなジェスチャーで楽譜を閉じました。また、終了後も合唱団のひな壇まで上がって合唱団に混じってお辞儀したり、女性ソリストの手を取ったまま一緒に舞台袖に引っ込んだり。。。
■この曲については私はあまり明るくはないので、演奏がどうのこうのというのは分かりませんが、コンサートでは鳥肌が立つ瞬間が一度でもあればそれで満足と思っていますので、昨日は何度かそういう場面があってよかったです。
■で、いつものように、私の愛聴しているロ短調ミサのCDを紹介しておきます。巷の評判はあまりよくないようですが、私は「マタイ受難曲」とともに小澤&サイトウキネンの演奏が好きです。このような曲はやはり合唱が上手く、空気感の感じられる録音がいいと思います。
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ミサ曲ロ短調 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ、ボニー、キルヒシュラーガー、他(2CD)
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ついでに「マタイ」も
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マタイ受難曲 小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ、エインズリー、クヴァストホフ、他(3CD)
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posted by yahoon at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートの感想