2013年08月07日

ダイクストラ&バイエルン放送合唱団のモーツァルト/大ミサ

■モーツァルトの大ミサは私の好きな合唱曲の一つです。20年くらい以前、合唱団に所属していましたが、仕事が忙しくて合唱団をやめようかなと思っていたときに練習していた曲で、「ホザンナ」の8部合唱によるフーガの最後が決まって、練習会場にその響きが広がったのを聞いて、「やっぱり辞められへんわ」となって、それからしばらく合唱団を続けることになった曲です。
■これまでの愛聴盤としては、カラヤン&ベルリン・フィル、レヴァイン&ウィーン・フィル、バーンスタイン&バイエルン放送管があります。いずれもモダーン・オーケストラの立派な演奏です。評判のいいガーディナーの盤は、「レクィエム」ともども、私の心には響いてきませんでした。
■今回取り上げたダイクストラ盤は、オケがミュンヘン室内管、合唱はダイクストラの手兵のバイエルン放送合唱団。非常にうまい合唱団です。オケが室内オケということもあり、全体になんとも清々しい演奏です。独唱もこの演奏に沿った歌唱です。ソプラノなんかはもう少し深みがあってもいいかなと思います。でも、そんなに深みを追及する曲でもないと思うので、問題はありません。
■HMVレビューには版について書かれており、この演奏は「完成ヴァージョン」を使用しているとのことです。まあ、私はこの曲に限らず、版については何の頓着もありません。というか、分かりません。ベートーヴェンの「英雄」第1楽章終わりのトランペットが欠落するほどの違和感は、このCDにはありませんでした。「クレド」が幾分賑やかに感じたくらいです。
■この曲のスタンダードとなりえる演奏ではないかと思います。たいへん気に入りました。

icon
icon
ミサ曲ハ短調 ダイクストラ&バイエルン放送合唱団、ミュンヘン室内管弦楽団
icon
posted by yahoon at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 新譜の感想

2013年06月16日

朝比奈隆&新日本フィルのベートーヴェン/第九&「ミサ・ソレムニス」

■先日、久しぶり(半年ぶりくらいか?)にタワーレコードに行ったとき、店内に第九が流れていました。とくに印象的な演奏ではありませんでしたが、それとなく誰の演奏かとのぞき見ると、朝比奈隆のものでした。そしてそのCDをよく見ると、私の大好きな「ミサ・ソレムニス」と合わせた3枚組でした。「朝比奈の「ミサソレ」聴いてみたい!!」さらに「タワーレコードオリジナル企画」、「限定発売」、「値段2,000円」。で、買っちゃいました。
■朝比奈の第九はクラシックに興味を持ち始めた頃から毎年年末にフェスティバルホールで聴いていました。大学に入った頃からはその習慣はなくなりました。就職後、何年かたった頃、ふと、朝比奈の年末の第九を聴きに行ったことがあります。その時は、第1楽章からソリストも入場しておりました(演奏よりもそのことが印象に残っております)。演奏の方では、テノール独唱〜男声合唱の箇所、非常にゆっくりしたテンポでしたが、妙に感動しました。
■朝比奈の第九、第1楽章はもちろん、第2楽章もスケルッツォにしてはかなり堂々としていますが、第3楽章や第4楽章の歓喜の主題のところなど、意外に淡々としていた印象があります。このCDでは、第3楽章はゆったりした感じで、18分以上かけていますし、第4楽章の歓喜の主題の箇所はテンポは速めですが、思っていたほどのそっけなさはありません。全体にオケの鳴りっぷりがいいです。合唱は優秀。独唱はバリトンの出だしがちょっと弱い。また、すべての反復を実行するのも朝比奈の特徴。
■「ミサソレ」は予想以上のかなりの名演。日本人の演奏とは思えない、と言えば怒られますね。「堂々としている」とか、「スケールの大きな」といった形容が予想されますが、聴いての印象は「自然な演奏」。気負い、力みなどなく、演奏者の意思といったものまでも感じられず、音楽がすっと体の中に入ってくるような演奏です。聴いている途中も、聴き終わった後も、何か心の中が満たされるような感じです。合唱は量感はあまりないですが、非常に優秀。独唱も皆立派。テノール(市原多朗)も日本人離れしています。ライヴならではの演奏の傷もありますが、気になりません。
■録音は、まあまあ、といったところ。第九ではやや乾いた感じの音、「ミサソレ」ではホールの響きが感じられる音です。分離はあまりよくありません。どちらも演奏後の拍手あり。
■衝動買いにしては大成功でした。

同じ音源の(というか、もともとの)CDはamazonでも手に入ります。高いけど。



タワーで買うのがいいでしょう。(今はタワーのアフィリエイトやってないので、リンクは貼っていません。)
posted by yahoon at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日(最近)聴いたCD

2013年06月07日

ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団

■1年半ほどのご無沙汰です。ブログやってたのを思い出したかのように書き込みます。
■今日はヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団の演奏会に行ってきました。
古楽の愉しみ
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ&シャンゼリゼ管弦楽団

■じつは「ジュピター」生で聴くの初めてでした。今日は体調がすぐれないこともあって、半分眠りながらの鑑賞でした。とくに可もなく不可もなくといった印象でしたが、全体の一体感が感じられる好感のもてる演奏でした。会場の盛り上がりもあり、アンコールで第3楽章が演奏されました。で、拍手しながら徐々に、「よく考えると結構な名演だったなー」と思うに至り、休憩時間にちょっと高かったけど、後期3大交響曲のCD買ってしまいました(会場先行発売)。
■後半の「レクィエム」。以前、CD所有していましたが、きれいな演奏だけどあまりインパクトがなく、「ベネディクトゥス」の途中で鳴るラッパの鳴らし方が気に食わず、手放していました。今日の演奏、合唱が素晴らしいのは十分に予想していましたが、オケが意外にもアグレッシブ(といってもオーソドックスな演奏の範疇)な好演を行っており、さらにさらに独唱の面々がとにかく素晴らしかった。「ベネディクトゥス」のラッパは同様の鳴らし方でしたけど、実演で聴くと妙に説得力がありました。「ディエス・イレ」のバス合唱「クワントゥス・トゥレモル〜」の箇所、気のせいかもしれませんが1オクターヴ下をうたっている人がいるような、地の底から響いてくるような感じを受けました。あと、「ラクリモーサ」の初めの方、淡々としすぎていたし、pでの音量も大きめで少し興ざめでした。
■アンコールでは「アヴェ・ヴルム・コルプス」が演奏され、これも大変美しく素晴らしかった。出だしで「アヴェ・ヴルム・コルプス」とは聞こえなかったのですが、まさか歌詞を変えていたとは考えられないので、私の耳が悪かったのでしょうか?
■総じていい演奏会だったと思います。メインを2曲聴いたようで得したような気もします。
■また、今日は最近では珍しく、いい席(1階中央やや前寄り)で聴けたのもよかった。列の中央部なので出入りするのにちょっと苦労しましたが。ただ、やっぱりこのホールは響きがいまいちのような気がします。舞台のところで音がこもっており、それを外から聴いているような感じがします。なのでとくに舞台後方の管楽器の音が聴こえにくかったように思います。けど、ソリストや合唱はよく聴こえたなー・・・?2曲ともちょっと弦楽器が目立っていた印象。各楽器、あと1プルトずつ減らした方がもう少し新鮮な響きが聞けたかも・・・

icon
icon
交響曲第39番、第40番、第41番『ジュピター』 ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管弦楽団(2CD)(日本語解説付)
icon
CDの方が今日の演奏会よりも楽器のバランスがいいように思います。やっぱりホールのせいか?耳が実演よりCDの音に慣れているのか?

icon
icon
Requiem: Herreweghe / Champs Elysees O モーツァルト(1756-1791) ( Wolfgang Amadeus Mozart )
icon
posted by yahoon at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートの感想

2012年04月27日

ティーレマン&ウィーン・フィルのベートーヴェン/交響曲全集

■昨年の新譜で、少々話題が古いですが、最近になってよく聴いています。
■昨年は後半になって注目すべきベト全が2セットリリースされました。一つはシャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、もう一つがこれ。
■前者はクセの強い演奏で、私にはまったく受け入れられませんでしたが、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの音はたいへん魅力的でした。最近、増えすぎたCDを整理した際に売り払いました。
■ティーレマンのはどうかというと、これも今ひとつの感があり、処分しようかどうしようか迷いましたが、これもまた、ウィーン・フィルの音がとても魅力的なので、こちらはもうしばらく手元に置いておくことにしました。
■演奏のほうは、シャイーのようなクセの強いものではなく、どちらかといえば穏当なのですが、テンポの動きが気になります。「テンポを動かす」というよりは、「テンポが不安定」といった感じです。変なところで加速したり、繰返しでテンポが違ったり。また、アインザッツとかはあまり気にしていような感じも受けます。この演奏を一言で言うと「ゆるい演奏」ということになります。
■ただ、この「ゆるさ」がウィーン・フィルの音とマッチしているのか、なんとも言えない魅力を感じるのです。そして、結局、手放せなかった。。。録音技術の進歩によるところが大きいのでしょうが、ウィーン・フィルにとって前回のラトルや前々回のアバドは、細かい指示を出されたために、十分に魅力を発揮できなかったのではないかとも思えます。
■最近、このセットをよく聴くようになって、上記の「魅力」のほうが大きくなってきました。また、演奏も、やはりテンポが気になりますが、なかなかズシリとした聴き応えも感じるようになりました。もうしばらく聴き込んでみたいと思います。
icon
icon
交響曲全集 ティーレマン&ウィーン・フィル(6CD)
icon

一応、紹介しておきます。
icon
icon
交響曲全集、序曲集 シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団(5CD)
icon
posted by yahoon at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 新譜の感想

2012年04月12日

ショルティ&ウィーン・フィルの「オテロ」

■久しぶりにオペラのCDを仕入れました。35年ほど前の録音ですが、聴くのは初めてです。
icon
icon
『オテロ』全曲 ショルティ&ウィーン・フィル、コッスッタ、M.プライス、他(1977 ステレオ)(2CD)
icon
■同曲の私のお気に入りとしては、カラヤン&ウィーン・フィル&デル=モナコ盤、マゼール&スカラ座&ドミンゴ盤があります。前者は稀代のオテロ歌いであるデル=モナコとカラヤンが組んで、さらにオケが絶頂期のウィーン・フィルという、超豪級の言わずと知れた名盤。後者はオペラ映画のサウンドトラックとして録音されたもので、最盛期のドミンゴが「今しかない!」と切望して録音したもの。指揮はドタキャンしたC.クライバーに代わってマゼールが担当。この盤はドミンゴもさることながら、スカラ座のオケ、合唱も聴きもの。録音もいいのですが、歌手の声がやや小さく録られているのが惜しまれます。
icon
icon
『オテロ』全曲 カラヤン&ウィーン・フィル、デル・モナコ、テバルディ、他(1961 ステレオ)(2CD)
icon
icon
icon
歌劇『オテロ』全曲 マゼール&スカラ座 ドミンゴ、リッチャレッリ、ディアス、他(2CD)
icon
■ショルティ&ウィーン・フィル&コッスッタ盤は、主役がデル=モナコやドミンゴと比べると当然、分が悪いですが、その分、バランスがいい。「オテロ」という "オペラ" を聴くにはこの盤のほうがいいかもしれません。他の歌手も適材適所の声質で、出来に凸凹がない。また、ウィーン・フィルがかなり雄弁な演奏を繰り広げています。合唱も雰囲気満点です。録音もアナログ最後期の優れたもので、オケと歌手のバランスも丁度いい。
■いいCDに出会えました。
posted by yahoon at 18:59| Comment(0) | 今日(最近)聴いたCD

2012年01月07日

フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会

■昨年でもっとも印象深かったコンサートに、フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会の「ロ短調ミサ」があります。下記リンク。
古楽の愉しみ
オランダ・バッハ協会 合唱団&管弦楽団
バッハ「ロ短調 ミサ曲」
■あまりにもよかったので、その後、この組み合わせによる「ロ短調ミサ」、「マタイ受難曲」、「モツレク」のCDを購入。今年に入ってからはこれらを繰返し聴いております。演奏自体にこれといった個性は感じられませんが、なんとも味わい深く、心穏やかになります。
■下記リンクでは「ロ短調」は入手困難となっておりますが、タワーの店頭には何セットか並べられておりました。「マタイ」はHMVでは廃盤扱い。でも、これもタワーの店頭に並んでいました。「モツレク」はHMVのほうがタワーより安く手に入ります。

icon
icon

icon
icon

icon
icon

他のものも見る
icon

■少し値段が高いですが、私的には十分な価値がありました。
■今年はどんな演奏に出会えるかな。
posted by yahoon at 18:20| Comment(0) | 今日(最近)聴いたCD

2011年12月15日

今年のベストCD

■今年の話題といえば何といっても大震災。そこで、今年のベストCDとして選んだのは、メータ(指揮)がドイツで行ったチャリティーコンサートのライヴの第九。確か、このCDの売り上げも寄付に回されるとか。

■演奏はオーソドックスそのもので、最近流行りのヘンなベートーヴェンとは違って、安心して聴くことができます。第九の前にバッハのアリアが収録されています。第九演奏後には拍手入り。
■今年の年末はやっぱりこの第九だね!
posted by yahoon at 00:31| Comment(0) | おすすめCD

2010年10月18日

キエフ・オペラのヴェルディ/「アイーダ」

■先日は久しぶりのオペラでした。
ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
ウクライナ国立歌劇場合唱団
ウクライナ国立歌劇場バレエ(キエフ・バレエ)
2010年10月15日
兵庫県立芸術文化センター 大ホール
■「アイーダ」は初めてでしたのでたいへん期待していましたが、もっとも盛り上がる第2幕第2場では、音楽的にはたいそう盛り上がりましたが、出てくる人が少なくて、視覚的にイマイチでした。凱旋行進曲では兵士たちが入場するのではなく、そこからバレエが始まりましたし、捕虜たちが入場する場面では、アモナスロ一人だけしか入ってきませんでした。
■でも、全体的には満足でした。とくに主役級の2人の女性、アイーダとアムネリスがたいへんすばらしかった。アイーダ役のソプラノはすごい声量で圧倒されました。合唱も人数が少ない割りに引き締まった力強い声でよかった。
■このオペラ、やっぱり、アムネリスに同情してしまいます(参照)。後半のラダメスを何とか助けようとしているアムネリスの姿に涙が出ました。
■やっぱりオペラはいいなと思いましたが、そう何度も行けるものではありません。とくに有名どころでは5〜6万円くらいしますし。今回は1万6千円。これくらいのを2年に1度くらい行ければね。
■CDの紹介です。オペラでもDVDではなく。。。容姿や演出が固定されるDVDよりも頭の中で自分なりの演出を想像できるCDのほうが繰返し聴くのにはいいと思っています。
icon
icon
『アイーダ』全曲 ムーティ&ニュー・フィルハーモニア管、カバリエ、ドミンゴ、他(1974 ステレオ)(3CD)
icon
私のもっとも好きなのはカラヤン&ウィーン・フィルの新盤ですが、ここでは生のオペラを見た後なので、ムーティ盤を紹介します。いまや巨匠の域に達したムーティですが、これはまだまだ若い頃の演奏で、すごい勢いがありオペラティックな雰囲気も満点です。歌手陣も当時の最高キャスティング!今ではこんな歌手たち、どこにもいません。これでオケ&合唱がスカラ座だったら言うことないのですが。。。ちょっと気になるのは、第2幕第2場の最後の終わり方。私が持っている版だけかどうか分かりませんが、フェイドアウトしているようです。こんなに盛り上がっておいて最後にこれ?と、がっくりです。まあ、些細なことですが。
posted by yahoon at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートの感想

2010年10月13日

CDショップでの新譜試聴

■今日は久しぶりに街に出たので、TOWERに寄って気になる新譜を試聴してきました。
■カラヤン&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲。1977年の東京ライヴ。やはり結構いい音で録られていたみたいです。低音がずっしりと響いてきます。ヴァイオリンなどの高音は音がやせて聴こえます。演奏は立派なもの。スタジオ録音盤とは少し違った印象を受けます。ドイツのオーケストラの演奏!という感じ。各楽器の音も表情豊か。全体にスタジオ録音盤よりもゆったりしています。とくに序奏つきの曲の序奏部。スタジオ録音盤が「人工的」ということで嫌っていた人にも、これなら許してもらえそうです。やっぱり演奏後には間髪いれずに拍手。これが熱を帯びたものにも聴こえず、歓声もないので、何か無機的な印象。前回書き込んだ第7番冒頭のオーボエのミス。入りを間違えただけでなく、そのまま数小節吹き続けています。たまにはこんなこともあるんですね。
icon
icon
■クイケン&ラ・プティット・バンドのバッハのブランデンブルク協奏曲。個別にこれがどうのということではありませんが、全体に雰囲気よく、間接音を絶妙に取り入れた録音も好感が持てます。演奏はとくに奇をてらうところもなく、今となっては穏当。
icon
icon
■アリス=紗良・オットのチャイコフスキーのピアノ協奏曲。昨年末ごろに国内盤が大幅先行発売されていましたが、今回、輸入盤が発売されました。別のサイトで書かれてあったんですが、音質がぜんぜん違うとのこと。私も国内盤の演奏を聴いてイマイチと思っていましたが、録音のせいかも知れません。と思って輸入盤を試聴しましたが、だいたい、我が家の貧弱な装置で聴いた国内盤とそれよりはいいと思われるCDショップの装置で聴いた輸入盤を単純に比較することはできません。結果的に試聴では結構よく聞こえたのですが、もう一度国内盤を聴きなおしてみようと思います。
icon
icon
■アーノンクール&ウィーン・フィルのブラームスのドイツ・レクィエム。私にとって今年の目玉!やっぱりいい演奏でした。合唱がすばらしい!アーノンクール&アルノルト・シェーンベルク合唱団の組み合わせの録音の中でも上位にくる出来だと思います。あまり緩急はなく、全体にゆったりとした演奏です。ハンプソンのバリトンはこれはこれでいいのですが、私にはもう少し深みがほしいところ。ソプラノ独唱は、、、そこの部分聴いてませんでした。これは絶対に買いです。けど、もうすぐ1000円ほど安い輸入盤が発売されるのでそれまで待ちます。
icon
icon
posted by yahoon at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 新譜の感想

2010年09月23日

カラヤン&ベルリン・フィルのベートーヴェン/第九(1977年東京ライヴ)

■いまさら、カラヤンの第九なんて、、、と思いつつも、やっぱり買ってしまいました。もちろん、第九も含めてカラヤンのベートーヴェンはいずれも好きです。しかし、第九はモノラル盤からステレオ盤、映像作品、すべてを所持しておりましたので、やっぱり「いまさらもういいや」という感じでした。
■しかし!!今度のは何が違うかといえば、合唱団です!!カラヤンの第九といえば1977年のジルベスターコンサートの映像作品を除けば、悪名高いウィーン楽友協会合唱団でした。なので、カラヤンの第九では常に合唱に不満がありました。
■今回のは日本で編成された合唱団です。かえってこのほうがいい演奏になりそう、、、という予感から購入に至ったしだいです。
■実際に聴いてみると、やっぱり、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏はいつもどおり最強で、ようやくそれに見合う合唱の入った第九が聴けた!という感じです。
■ソリストはいつもの顔ぶれとは少し違っていますが、そつのない演奏。ソプラノ(ヘンドリックス)がリリックな感じで、私の好みには合いません。最後の全集でのペリーのよう。バス(ゾーティン)はこの頃の常連であるダムよりも深々した声で私の好み。60年代のベリーのよう。
■FM用のライヴ録音なので、スタジオ録音のようないい音は望めませんし、ライナーノートにはこのときの録音機材のトラブルのことについて書かれてあります。このトラブルによるマイナス面は私にはよく分かりません。トラブルがあってこの音質であれば、今回発売された他の曲ではさらにいい音質なのでしょうか?気になるところですが、第九のように合唱団が違うという理由もないので、いまさらもういいや。。。
■あと、ライヴなので細かな演奏の傷もあります。合唱団の男声がひっくり返る場面もあります。演奏後はやはり余韻を味わうまもなく拍手が入ります。しかし、先に発売されている1979年の「普門館ライヴicon」のような聞き苦しいものではありません。
■新たな感動はないにしても、これはなかなかいい掘り出し物です。
■なお、70年代の全集ではオケと合唱が別録りで合成されていると聞いていますが、もし、合唱のない状態での音源が残っていれば、優秀な合唱団で再度録りなおしして欲しいところです。
icon
icon
交響曲第9番『合唱』 カラヤン&ベルリン・フィル(1977東京 ステレオ)
icon



※ライナーノートには第7番冒頭でオーボエ奏者が入りを間違えたミスがあることが書かれてあります。購入を考えている人はそのつもりで。
posted by yahoon at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 新譜の感想